HiveOSのインストールと設定方法

RadeonGPUでマイニングしているPCの調子が悪く、起動時に固まる、マイニングして問題があったときの再起動中に固まる、起動時にブルースクリーンになるなどの現象が多発している。最初はSSDの問題だと思ってHDDにクローンしてみたけれど現象は変わらず。仕方がないのでマイニングしかしていないPCなのでHiveOSを入れてみることにした。

1台までは無料で使える(最大4台まで無料)

WindowsOSは有料だけど、HiveOSは1台までは無料で使える。ETHのマイニングでHiveonPoolを使えば4台まで無料。私は今FrexPoolを使っているので実質1台まで。

OSのダウンロード


解凍

内容はiso形式だけれど圧縮されているので解凍する。7zipがあれば問題なく解凍できる。

展開

isoを実際に動かすHDD/SSDに展開する。32GBもあれば十分なのでUSBメモリでもOK。そのままコピーするだけではダメなので展開ソフトを使う。exeバージョンがあるのでそちらでOK。

ここの下の方のリンク。

起動するとソースファイルの選択なので下の方にあるFileをクリックして先ほど解凍したisoファイルを選択後、Continueをクリック。

次に展開先を選択になるので表示されている中からHiveOSで使うドライブを選択、Continueをクリック。
書き込み画面が表示されるのでStartをクリック。

書き込みが終了しても画面が閉じたりメッセージが表示されてりしないので、Task Compliteが表示されてら右上の閉じるボタンを押して終了する。

HiveOSの起動、設定

先ほど作成したドライブを起動ドライブに設定して起動。勝手に必要なものをダウンロード、インストールしてくれるのでしばらく放置しているとRIG IDの入力待ちになるので今はここで終了。

Hiveアカウント作成、登録

Hiveonのメインページに行き、GetStartedでアカウント作成。

登録時のメールアドレスにコードが送られてくるのでそれを入力して作成終了。2段階認証の登録を求められるけど後から設定できるのは今は無視してもOK。あとからだと忘れそうなので一緒に登録した。HiveOSの管理画面が表示されたら登録完了。

最初は英語表示なのでアカウントから日本語に変更が可能。

ウォレット登録

ウォレット > ウォレットの追加

コイン:ETH
アドレス:使っている取引所のウォレットのアドレス
名前:わかりやすい名前。取引所の名前にしてる。

フライトシート作成

フライトシートタブを開くとフライトシート追加があるのでそこの項目を埋めていく。
コイン:ETH
ウォレット:先ほど作ったウォレット
プール:使っているプール。私はFrexPoolなのでこれを選択。
マイナー:使用するマイニングソフト。AMD専用なのでTeamRedMinerを選択。今まで自分が使っていたやつを選択すると楽
名前:わかりやすい名前。使っているPoolとマイナーの名前を付けた。

FrexPoolだと選択した時にどのプールを使うか選択画面が表示されるので、Koreaを選ぶ(一番近いので)

ワーカー作成

ファームを選択し右上の「+」マークをクリックすると表示される「ワーカーを追加」を選択。

Add Rig

すでにOSの起動まで済んでいるので「Connect existing」を選択

するとRIGのIDとパスワードが表示されるのでHiveOSに設定する。

マイニングPCに設定

先ほど表示されたRIG IDとパスワードをマイニングPCに設定する。パスワードは非表示になっているけど、隣の目マークをクリックすると見れるようになるのでそれを設定する。

設定が完了すると「Happy Mining!」と表示されるのでHiveOSの設定は完了。

マイニングの開始

フライトシートの設定

ファーム > ワーカー > ワーカー選択 > フライトシートで先ほど作ったフライトシートの右にあるロケットをクリック。

するとマイニングが始まるのであとはひたすら放置するだけ。

HiveOSにしてからAMDのグラボたちはとても安定して動き続けてます。何かしらのボードがおかしくなったら自動で再起動してくれるってのもあるけれど、そもそもそういう状態にならないので非常におすすめ。そのうちクロックや電圧とかの設定方法も書いて残しておこう。