作業工数の見積もり法に「3点見積もり」と呼ばれる計算法がある。
ある仕事に対して、1点だけで答えるのは精度が低くなる。
そのため次の3つの数値を使って見積もる。
O:楽観値。何もかもが上手く進んだ時の数値。
N:標準値。もっともありそうな数値。
P:悲観値。最悪の場合にかかる数値。
そして次のように計算する。
見積もり値 = (O + 4N + P) / 6
例として
楽観値を1日、標準値を3日、悲観値を10日とした場合は
(1 + 4 * 3 + 10) / 6 = 3.8日
となる。
標準値の3日に比べて、リスクや不確実性を織り込んであり、より信頼できる見積もりになる。